男子ハンドボール日本代表「彗星ジャパン」として、パリオリンピックに出場する安平光佑選手。
多彩なパスを操る「天才司令塔」として注目を集め、独創性のあるプレーで観客を魅了することから「ファンタジスタ」とも呼ばれています。
今回はそんな安平光佑選手の中学・高校・大学時代について、まとめていきます。
安平光佑の中学時代
安平光佑選手の出身中学は、地元富山県氷見市にある氷見市立西條中学校です。
安平光佑選手の生年月日は2000年6月29日ということが公表されているので、氷見市立西條中学校には2013年4月に入学され、2016年3月に卒業したことになりますね。
氷見市立西條中学校 | |
所在地 | 〒935-0031 富山県氷見市柳田3223 |
公式ホームページ | https://www.himi.ed.jp/saijyo/ |
安平光佑選手の出身地である富山県氷見市は「ハンドボールの街」と称されており、全国有数のハンドボール強豪地域です。
1958年の富山国体で、はじめて地元県立高校である氷見高校が日本一となりました。そこをきっかけとして、市一丸となってハンドボールに力を入れるようになったと思います。結果、氷見高校男子ハンドボール部はインターハイ通算勝利数全国1位を誇り、地元の小学校・中学校のチームも数多くの全国大会で勝利を収めています。
引用元:KANAZAWAYA(2022年8月30日付け)
安平光佑選手は西條中学校のハンドボール部に所属し、高校3年の2015年には春の全国中学生ハンドボール選手権で主将として、全国大会優勝を果たしています。
その頃からハンドボール界で注目される存在となり、同年夏の全国中学選手権でも優勝し、全国二冠を達成。
地元のテレビでも取り上げられ「ファンタジスタ」と異名が付けられました。
安平光佑選手の出身校である西條中学校は、2024年春の全国中学生ハンドボール選手権大会で、9年ぶりの優勝を果たしています。
毎年春に富山県氷見市で開催されてきた「全国中学生ハンドボール選手権大会(春中ハンド)」は、2024年元旦に発生した能登半島地震の影響で開催が困難に。
それを受けて、2024年大会は福島県福島市、郡山市、本宮市での開催となりました。
安平光佑の高校時代
安平光佑選手の出身高校は、地元氷見市にある富山県立氷見高等学校です。
富山県立氷見高等学校には2016年4月に入学され、2019年3月に卒業したことになりますね。
富山県立氷見高等学校 | |
所在地 | 〒935-0021 富山県氷見市幸町17−1 |
公式ホームページ | https://www.himi-h.tym.ed.jp/ |
高校3年生のとき(2018年)には、キャプテンとしてチームを率い、全国高校三冠(選抜・インターハイ・国体)を獲得しています。
当時から高校生離れしたパスセンスが光り、U-19日本代表にも選出され、「将来の日本のエース」として注目を集めていました。
小中高のチームメイトで、ともに何度も日本一を経験してきた清水裕翔(しみず・ひろと)選手は、安平光佑選手の凄さについて以下のように語っています。
「彼の何がいちばん凄いかといえば、司令塔としての統率力です。高3のあるとき、何かのきっかけで3年生のレギュラー組対下級性+光佑という構図で試合をしたことがありました。光佑がいるとはいえ他は下級生、僕らは余裕で勝てると思っていたら、光佑がバンバン点を取るわけではないのに、どんどん下級生にいいパスを送って終わったら普通に負けていました。
引用元:Sportnavi(2024年7月2日付け)
安平光佑の大学時代
安平光佑選手は富山県立氷見高等学校を卒業後、日本体育大学に進学されています。
学部については詳しい情報が見つけられませんでしたが、体育学部かスポーツ文化学部のどちらかでないかと推測します。
日本体育大学 | |
所在地 | 〒158-8508 東京都世田谷区深沢7丁目1−1 |
公式ホームページ | https://www.nittai.ac.jp/ |
しかし、安平光佑選手は、日本体育大学に入学してすぐに、高いレベルでハンドボールをプレーすることを求めてヨーロッパに渡ります。
大学1年生時、ドイツのキールU-23に3ヶ月の武者修行へ。
大学3年生時には、フランス1部リーグのウサム・ニームに加入。
「(ウサム・ニームの)スタッフからは、DFの間を割ったり、頭を使ったプレーでゲームメイクをしてほしい、と言われている。求められているプレーは自分の持ち味。トッププレーヤーが揃う厳しい世界だけど、持ち味をフルに発揮してがんばりたい」
引用元:http://sportsevent.jp/news/17606/
日本体育大学に在学したまま、フランスリーグに挑戦します。
その頃、日本体育大学を中退し、2022年8月にポーランドのヴィスワ・プウォツクとプロ契約を結びました。
ヴィスワ・プウォツクでは、欧州チャンピオンズリーグに日本人として初出場を果たします。
安平光佑選手のニックネームはソニック!?
2022年12月からは男子ハンドボール日本代表「彗星ジャパン」に選出されています。
2023年には北マケドニアのヴァルダルに移籍。
2020年 | ドイツ/キールU-23 |
2022年 | フランス/ウサム・ニーム |
2022年 | ポーランド/ヴィスワ・プウォツク |
2023年 | 北マケドニア/ヴァルダル |
安平光佑のプロフィール
安平光佑選手のプロフィールについてまとめます。
氏名 | 安平光佑(やすひら・こうすけ) |
生年月日 | 2000年6月29日 |
年齢 | 2024年の誕生日で24歳 |
出身地 | 富山県氷見市 |
身長 | 172cm |
利き腕 | 右 (状況によって、左手でもシュートを打てる) |
学歴 | 富山県立氷見高等学校 日本体育大学(中退) |
代表歴 | 2018年 U-22日本代表 2022年 日本代表選出 |
氷見高校在籍時に、キャプテンとして3冠(インターハイ・選抜・国体)を達成。
日本体育大学時代に活躍の場をヨーロッパに求めて、ドイツ・フランス・ポーランドなどでプレー。
日本体育大学を中退し、欧州チャンピオンズリーグに日本人男子選手として初出場し、得点も記録する活躍。
2022年12月から日本代表に選出されている注目の選手です!
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まとめ
今回はハンドボール日本代表の安平光佑選手の学歴や経歴についてまとめました。
まだまだ全国的にはメジャーなスポーツとは言いずらいハンドボール。
安平光佑選手の活躍でオリンピックを通して、ハンドボールがもっとメジャーなスポーツになるといいですね!
ハンドボール日本代表「彗星ジャパン」の新エース、安平光佑選手の活躍に期待しましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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